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2023.09.29更新

大阪市平野区のながやま歯科です

 

閲覧注意:舌癌

 

舌癌

口腔癌は、早期発見ができれば簡単な手術で切除が可能であり、生存率の高い癌の一つとされています。

 

この早期発見方法について、興味がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

本コラムでは、口腔癌の早期発見に使われる5-ALAについて解説し、具体的な発見方法を紹介します。


☆口腔癌は初期症状が出にくい

☆5-ALAとは?口腔癌を早期発見する方法

☆口腔癌は早期発見が重要!定期的に検査を受けよう

☆Q&A


☆口腔癌は初期症状が出にくい


口腔癌は口の中にできる癌です。

主に舌、頬の粘膜、歯茎、唇などに症状が表れますが、初期症状が出にくく、

痛みや違和感が出る頃には癌が進行しているため注意が必要です。

 

癌が進行すると、舌や粘膜に変色やしこりができるなどの自覚症状が表れます。


口腔癌は早期発見で、適切な治療を受ければ5年生存率が90%を超えるといわれています。

 

そして発見が早いほど経過や予後も良好なため、早期発見が重要なのです。

 

☆5-ALAとは?口腔癌を早期発見する方法


口腔癌は、5-ALAの性質を利用した光線力学診断を用いることで早期発見が可能です。

 

5-ALAとは、5-アミノレブリン酸のことでアミノ酸の一種です。

血液に含まれるヘムの元になるアミノ酸で、体の中で代謝されると光感受性物質プロトポルフィリンⅨ(ナイン)になります。

 

その後、正常な細胞であればプロトポルフィリンⅨと鉄が結合しヘムとなりますが、

悪性腫瘍はヘムを作れないため、プロトポルフィリンⅨが集まる性質があります。このメカニズムを利用したのが光線力学診断です。

 

プロトポルフィリンⅨは、青色可視光を当てると悪性腫瘍が赤色に光る性質があります。


光線力学診断は、目に見えにくい小さな悪性腫瘍を早期発見したり、手術で切除すべき部分を明確にしたりできる診断方法です。

 

☆口腔癌は早期発見が重要!定期的に検査を受けよう


口腔癌は早期発見が重要なため、定期的にかかりつけの歯科医院などで検査を受けましょう。


口腔癌は目で確認できる場所にできることが多く、

口腔癌の検査ではまず触診や目視でのチェックが行われます。

 

口腔内の写真撮影、エックス線検査などを実施した場合でも短時間で終了するため気軽に受けられる検査です。


☆セルフチェックと定期検査で口腔癌を予防しましょう。

 

Q1:5-ALAとは何ですか?
A1:5-ALAは、5-アミノレブリン酸と呼ばれるアミノ酸の一種です。

血液中のヘムの元になるアミノ酸ですが、近年では医療面で応用されており、

悪性腫瘍の早期発見が期待できる光線力学的診断などで利用されています。

 


Q2:口腔癌を早期発見する方法を教えてください。
A2:悪性腫瘍を早期発見する方法には、5-ALAを使った光線力学的診断があります。

 

光線力学的診断は、悪性腫瘍を光の色で見分ける診断方法です。

 

5-ALAは体内で光感受性物質プロトポルフィリンⅨになり、

プロトポルフィリンⅨは青色可視光を当てると赤色に光る性質を持っています。

 

さらに、悪性腫瘍はプロトポルフィリンⅨを集める性質があるため、光を当てることで赤色に光る悪性腫瘍を発見する仕組みです。

 

4.口腔癌と治療の最前線

閲覧注意:喫煙
喫煙


日本では年々、口腔癌になる方が増えています。口の中に異常や違和感があると、

口腔癌かもしれないと不安になる方もいらっしゃるでしょう。


本コラムでは、口腔癌の特徴を解説し、最前線の治療方法をご紹介します。


☆口腔癌の特徴
☆最前線!口腔癌の治療方法
☆定期的な検診で口腔癌の予防や早期発見を!
☆Q&A


☆口腔癌の特徴


口腔癌は主に舌、頬の粘膜、歯茎、唇などにできる癌で、痛みといった自覚症状が表れにくいのが特徴です。

 

しこりや潰瘍ができて発覚するケースが多く、

口内炎だと思っていたものが悪性腫瘍だったケースもあります。

 

口腔癌の原因は主に喫煙や飲酒だといわれています。

 

また、虫歯を放置していたり、毎日の歯磨きを怠っていたりすると口腔内が不衛生な状態が続き、

癌ができやすい環境となってしまうため注意が必要です。

 

☆最前線!口腔癌の治療方法


口腔癌の主な治療方法は以下の5つです。癌ができた場所や進行度によって治療方法は異なります。

 

 切除手術(癌を外科手術で摘出する治療方法)
 放射線治療(癌に放射線を照射しダメージを与える治療方法)
 化学療法(抗がん剤を用いた治療方法)
 免疫療法(免疫細胞を活性化させて癌の発症や進行を抑える治療方法)
 分子標的薬(癌の細胞分裂を阻害する治療方法)


これまで、切除手術だけが口腔癌の主要な治療法でしたが、

その結果として舌の切除によって上手く話せなくなったり、

食べ物を飲み込みにくくなったりと障害が残るケースも少なくありませんでした。


近年では、健康な組織を最大限に保ちながら、放射線治療や化学療法を中心に行われることが増えています。

 

また、免疫療法や分子標的薬を使った治療方法も取り入れられています。

 

☆定期的な検診で口腔癌の予防や早期発見を!


口腔癌の治療方法として主流だったのは切除手術ですが、

近年では免疫療法や分子標的薬を使った効果的で新しい治療方法もあるため、

切除せずに治療できるケースも増えています。

 

口腔癌は、早期発見できれば5年生存率が90%を超える癌です。

歯科医院で定期的に検診を受けたり、自身で口腔内に違和感がないかをチェックし、

口腔癌の早期発見に努めましょう。

 


Q1:口腔癌はどのような癌ですか?
A1:口腔癌は舌、頬の粘膜、歯茎、唇などにできる癌です。

初期症状はほとんどなく、なかなか治らない口内炎やしこりが癌だったケースがあります。

ほかには、食べ物が飲み込みにくい、喋りにくいといった症状が出ることもあります。

 


Q2:口腔癌はどのように治療しますか?
A2:口腔癌の治療には以下の5つが用いられます。
 切除手術
 放射線治療
 化学療法
 免疫療法
 分子標的薬


口腔癌の治療方法として主流だったのは切除手術です。

しかし、後遺症で話しづらくなったり、食事がしづらくなったりするケースがあるため、

近年では後遺症が少ない治療方法が取り入れられています。

従来のような放射線治療や化学療法だけでなく、

免疫療法や分子標的薬を使った効果的で新しい治療方法もあるため、

舌などを切除せずに治療できるケースが増えています。


当院でもORALOOKという光線力学的診断も用いて早期口腔癌の発見をおこなっております。

 

平野区の歯医者 ながやま歯科  永山公太

 

投稿者: ながやま歯科

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