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2024.07.29更新

インビザライン
マウスピース矯正で計画通りに治療を進行するには、マウスピースの装着時間を守る必要があります。

 

本コラムでは、マウスピースの装着時間が足りなかった場合に起こるトラブルについて解説いたします。

装着時間を守れなかった際の対処法についても説明していますので、ぜひご参考ください。

 

マウスピース矯正で装着時間が足りないと起こるトラブル


マウスピースは1日20時間以上装着する必要があり、食事中や歯磨き以外の時間は睡眠中でも装着しなければなりません。

 

マウスピース矯正は、マウスピースによって弱い力を継続してかけることで、歯を少しづつ移動させます。

マウスピース1枚で動かせる歯の距離は、1週間で約0.25mm程度です。

 

歯に力をかけ続ける必要があるため、装着時間をしっかりと守る必要があります。

 

マウスピースの装着を忘れた場合でも、1日程度ならば治療計画に大きな支障はありません。

しかし、長時間にわたってマウスピースを装着せずに過ごすと、再度装着した際に違和感が生じたり、

今の歯並びと合わなくなる可能性があります。

 

さらに、マウスピースが適合しなくなると、新たに作り直す必要が出てきます。

その結果、治療期間の延長を余儀なくされる場合があるため、注意しましょう。

治療の失敗例としては、上手く歯が動かない、噛み合わせが悪化するなどがあります。

 

 

マウスピース矯正の装着時間が足りなかった時の対処法


マウスピースの装着時間が足りない場合は、早めに歯科医師にご相談ください。

すでにマウスピースが装着できない状態であれば、応急処置として1つ前のマウスピースを装着する方法もあります。

 

マウスピースの装着時間を守るためには自己管理が重要です。

 

スマートフォンのアラームを活用する、食事の時間を決めるなど、マウスピースの着脱を管理できるよう工夫しましょう。

 

また、外出先でマウスピースを紛失する場合もあるため、1つ前のマウスピースを持ち歩く習慣をつけると安心です。

 

治療中の疑問や装着時間に不安がある場合は、当院やかかりつけの歯科医師に相談しましょう。

 

Q1:マウスピースを装着した際に、痛む場合の対処法はありますか?


A1:マウスピースの装着時に強い痛みがある場合は、短時間であれば外しても問題ありません。

一時的に1つ前のマウスピースを装着したり、痛み止めを飲むことで治療を続ける方法もあります。

ただし、いずれにしても自己判断でマウスピース矯正を中断せず、歯科医師に相談してください。

 

 

Q2:マウスピースを紛失した場合はどうすればよいですか?


A2:1つ前のマウスピースがある場合はそちらで代用しましょう。

マウスピースの交換時期が近い場合は、次の段階で使用予定のものを装着しましょう。

いずれの場合もマウスピースを装着できない期間が無いよう、すぐに歯科医師に報告しましょう。

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

 

 

 

投稿者: ながやま歯科

2024.07.15更新

インビザライン
歯列矯正の治療方法にはワイヤー矯正とマウスピース矯正があり、

装置や見た目の印象、治療中の痛みの具合などが異なります。

 

本コラムでは、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の特徴や治療の流れについて解説いたします。

 

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の特徴や治療中の違い


ワイヤー矯正は、歯に取り付けたブラケットと呼ばれる小さな装置に金属製のワイヤーを通し、

ワイヤーの力で歯を移動させます。治療完了まで矯正装置の取り外しはできません。

 

ワイヤー矯正の特徴は、歯を矯正する力が強く、さまざまな症例に対応可能な点です。

歯にかかる力が強いため矯正中に痛みを感じる場合があります。

また、金属アレルギーの方はアレルギー症状が出る恐れもあります。

 

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを1日20時間以上装着して歯を移動させる矯正方法です。

治療効果を高めるため、歯の表面にアタッチメントと呼ばれる小さな白い装置を取り付ける場合があります。

マウスピースは、治療実績が豊富で対応する歯科医院の多いインビザラインが人気です。

 

マウスピース矯正の特徴は、装置が透明なため治療中に周囲に気付かれにくい点です。

また、緩やかな力で矯正するため、ワイヤー矯正よりも痛みを感じにくいとされています。

さらに、マウスピースはご自身で自由に着脱できるので、食事や歯磨きなども普段通り行えます。

 

ワイヤー矯正とマウスピース矯正で迷った時は?


ワイヤー矯正とマウスピース矯正、それぞれの特徴を踏まえ、ご自身のライフスタイルに合った矯正方法を選びましょう。

 

マウスピース矯正の詳しいメリットやデメリットについては、以下の記事も参考にしてください。

 

No.15「マウスピース矯正が注目される理由」
No.16「マウスピース矯正はよくない、といわれる理由は」

 

患者様にとっての最適な矯正方法は、歯並びの状態や歯科医師の判断によって異なります。

矯正治療を検討中の方は、当院やかかりつけの歯科医師にご相談ください。

 

Q1:目立たないワイヤーはありますか?
A1:白色で目立ちにくいブラケットやワイヤーもあります。また、ワイヤーを歯の裏側に装着する裏側矯正は、口を開けても装置が目立ちにくい矯正方法です。

 

Q2:マウスピース矯正はどのような症例にも対応できますか?
A2:マウスピース矯正は歯を大きく移動させる治療には不向きなため、重度の出っ歯や凸凹した歯並びは治療できません。マウスピース矯正のみで対応できない症例の場合、ワイヤー矯正と併用することもあります。

当院では表側ワイヤー矯正・舌側ワイヤー矯正・マウスピース矯正に対応しております。

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

 

 

 

投稿者: ながやま歯科

2024.07.01更新

インビザライン


インビザラインは、ワイヤー治療よりも痛くないといわれる矯正方法です。

しかし、痛みの感じ方には個人差があるため、治療に踏み出せない方もいるでしょう。

 

本コラムでは、インビザラインが痛みを感じにくい理由や万が一痛みを感じた際の対処法について詳しく解説いたします。ぜひご参考にしてください。

■インビザラインが痛くないとされる理由

 

ワイヤー矯正は、矯正器具が粘膜や歯茎に当たって痛みを感じる場合がある一方、

マウスピースを使用するインビザライン治療では、矯正器具が口腔内を傷付けることはほとんどありません。

 

また、インビザライン治療では、マウスピースを交換しながら徐々に歯の位置を動かします。

マウスピース1枚で歯が移動する距離は約0.25mmです。マウスピースにより緩やかに歯を移動させる治療のため、

ワイヤー矯正と比べて歯が動いた際の痛みが少ないとされています。

 

そのほかにマウスピース矯正が楽な点について、以下のコラムを参考にしてください。

 

No.15「マウスピース矯正が注目される理由」

 

■インビザラインで痛みを感じた時の対処法


インビザラインで痛みを感じやすいのは、初めてマウスピースを装着する際や次のマウスピースに交換したときなどです。

また、マウスピースを外す際に、アタッチメントが歯茎や粘膜に当たり、痛みを感じることもあります。

 

マウスピースやアタッチメントを調整すると痛みが和らぐ場合があるため、歯科医師に相談してください。

マウスピース交換後に痛むなら、1つ前のマウスピースを装着して様子をみる方法もあります。

また、食事中に硬いものを食べると歯が痛むことがあるので避けましょう。

 

他には、鎮痛薬を飲みながら治療を続ける方法もあります。

市販薬には歯の移動を遅らせる成分が含まれているものもあるため、歯科医院で処方された鎮痛薬を服用しましょう。

痛みが引かなければ、当院やかかりつけの歯科医師にご相談ください。

 

Q1:インビザラインの痛みのピークはいつですか?
A1:新しいマウスピースを装着した時がピークとされています。マウスピースにより力が加わり歯が動き始めるため、人によっては痛みを感じやすいでしょう。しかし、マウスピースの交換枚数が増え、治療に慣れてくると痛みを感じにくくなります。

 

Q2:痛みに耐えられない時はマウスピースを外してもよいですか?
A2:一時的にマウスピースを外して休憩しても問題はありません。しかし、長時間マウスピースを装着しないまま過ごすと、治療が計画通りに進まなくなる恐れがあります。

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

 

 

投稿者: ながやま歯科

2024.07.01更新

 

インビザライン
インビザライン治療では、マウスピースを長時間装着する必要があります。

そのため、セルフケアが難しく、虫歯になる可能性があります。

 

本コラムでは、インビザライン治療中に虫歯になる原因について解説いたします。

予防する方法について、ぜひご参考にしてください。

■インビザライン治療中に虫歯になる原因

インビザライン治療では、計画的に歯を移動させるためにマウスピースを1日20時間以上装着します。

マウスピースはご自身で取り外せることや歯磨きや本体のお手入れをしやすいのが特徴です。

しかし、自己管理を怠ると虫歯になる可能性があります。

 

インビザライン治療における虫歯の原因の1つに、口腔内の乾燥があります。

マウスピースは歯全体を覆うため、装着中は歯に唾液が届きにくく、乾燥しやすい状態が続きます。

乾燥した口腔内は菌が増殖しやすい状態です。

 

唾液には口腔内の乾燥を防ぎ、食べかすなどの汚れを洗い流す自浄効果があります。

しかし、マウスピース装着中は唾液の自浄効果が薄れるため、虫歯になるリスクが高まるのです。

また、歯に付けるアタッチメントも虫歯のリスクがあります。アタッチメントはマウスピースのように外せないため、

不衛生で汚れている状態が続くと虫歯になる可能性があります。

 

■インビザライン治療中の虫歯を予防する方法


インビザライン治療中は、以下のポイントに注意して虫歯を予防しましょう。

 

・食事中はマウスピースを外す
・水分補給をする
・マウスピースをしっかりと洗う
・セルフメンテナンスを行う

 

マウスピースを装着したまま食事をすると、歯との間に食べかすが挟まり、虫歯の原因になります。食事前には必ずマウスピースを外しましょう。

また、口腔内の乾燥を防ぐためにはこまめな水分補給も必要です。

 

加えて、マウスピースの洗浄や歯磨きなどのセルフメンテナンスもしっかりと行ってください。

歯磨き粉はフッ素入りのものを選ぶとよいでしょう。

フッ素には歯の再石灰化を促進させ、虫歯を予防する効果があります。

 

歯科医院でのクリーニングも大切です。

セルフケアだけでは汚れを落としきれない場合があります。

虫歯予防を徹底するために、定期的なクリーニングを歯科医院で受けましょう。

 

Q1:インビザライン治療中に虫歯になると矯正治療は中止になりますか?
A1:虫歯の程度やインビザライン治療の進行度によって、治療を中断するか、継続しながら虫歯治療を行うか状況によって様々です。

 

Q2:虫歯がある状態でもインビザライン治療を受けられますか?
A2:インビザライン治療の前に虫歯があるとわかっている場合は、虫歯の治療が優先されます。

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

 

 

 

投稿者: ながやま歯科

2024.05.24更新

 

マウスピース矯正


マウスピース矯正のメリットは、透明で目立ちにくく、自由に取り外しができる点です。


一方で、治療に失敗するといったデメリットも存在します。


本コラムでは、マウスピース矯正で後悔しないために注意すべき点を解説いたします。


マウスピース矯正のデメリットを把握し、矯正治療を成功させるための参考にしてください。


マウスピース矯正の失敗例


マウスピース矯正には、以下のデメリットが挙げられます。


■マウスピースの装着時間が長い
■正しく装着しなかった場合の矯正効果が薄い
■対応できる症状が限られている

 

マウスピース矯正は、マウスピースを1日20時間以上装着する必要があるため、
自己管理を徹底しなくてはなりません。装着時間を守れなかった、
正しく装着できていなかったなどが影響し、矯正の効果が現れないケースがあります。

 

また、マウスピース矯正は出っ歯や受け口、すきっ歯などに幅広く対応できますが、
基本的には軽度の症状のみとなっています。


さらに、経験の少ない歯科医師による無理な治療や不適切な治療計画が原因で失敗すること
もあります。

 

以下は、治療の失敗によって発生するトラブルの一例です。


■歯並びや噛み合わせが悪くなった
■歯茎が下がり、歯の根元が露出してしまった

 

こうした失敗による歯並びの再建には時間がかかる恐れがあります。
結果的にワイヤー矯正や抜歯などが必要になることもあるため注意が必要です。

 

マウスピース矯正を成功させるためには?


マウスピース矯正では、適切な治療計画とマウスピースの管理が大切です。


マウスピースは自由に取り外しが可能で、次の段階のマウスピースへの交換もご自身で行う
必要があります。


「少しくらい大丈夫」と軽い気持ちで自己管理を怠ると、治療が失敗するリスクがあります。
十分注意してください。

 

また、マウスピース矯正は歯科医師の経験や技術によって治療の結果が変わることがありま
す。


歯科医院を選ぶ際は、治療実績の確認やカウンセリングを受け信用できる歯科医師か否かを
見極めるなど、下調べと納得のうえで治療を受けましょう。

 

​​Q1:歯並びの乱れが重度の場合、マウスピース矯正での治療は厳しいでしょうか
A1:マウスピース矯正での対応が難しい場合は、先にワイヤー矯正を行い、あとからマウスピ
ースで調整する矯正方法もあります。

 

Q2:マウスピース矯正は痛いですか?
A2:痛みの感じ方には個人差があります。しかし、マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも緩
やかに歯を動かす矯正方法のため、痛みを感じにくいとされています。

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

 

 

投稿者: ながやま歯科

2024.04.26更新

マウスピース矯正

 

マウスピース矯正は、自身で装置の取り外しが可能な痛みの少ない矯正方法です。
そのため、治療中も普段通りに過ごせるイメージをお持ちではありませんか?

 

本コラムでは、マウスピース矯正がなぜ注目されているのか詳しく解説いたします。
ぜひご参考にしてください。

マウスピース矯正の特徴は?

 

矯正治療には、ワイヤー矯正のように器具が目立つものがあります。
一方、マウスピース矯正は透明なマウスピースを使用します。
したがって、装着していることを周囲に気付かれにくく、取り組みやすい矯正方法といえます。

 

また、食事中はマウスピースを外すため、器具に食べ物が挟まる心配はなく、歯磨きも通常通
り行えます。


食事中や食後のケアにストレスが少ない点も人気の理由の一つです。

マウスピース矯正は歯をゆっくりと移動させるため、ワイヤー矯正よりも治療中の痛みが少な
いとされています。
痛みが不安で治療に躊躇されていた方も、気軽に開始できる矯正方法です。

 

マウスピース矯正を受ける前に知っておくべきポイント
マウスピース矯正は、ご自身でマウスピースの着脱が可能です。


しかし、1日20時間以上の装着時間を守る必要があります。


マウスピースを装着する時間が少ないと、歯が計画通りに移動せず、
治療に失敗する恐れがあります。よって、しっかりとした自己管理が必要です。

 

また、マウスピースの装着時は歯に力が加わります。


人によっては、痛みや違和感がある場合もあるでしょう。


しかし、装着時の痛みについては、時間の経過と共におさまるのが一般的です。

 

マウスピース矯正のデメリットについては、以下のコラムも併せてご覧ください。


No.16「マウスピース矯正で後悔しないためには」

 

治療をするうえで気になる点は、カウンセリングで確認しましょう。まずはかかりつけの歯科医
院、または当院までご相談ください。

 

Q1:マウスピース矯正の治療期間はどのくらいですか?

A1:治療内容によって期間は異なります。2か月〜3年程度が目安です。
例えば、前歯のみを部分的に矯正する場合、2か月〜1年半程度で治療できます。

 

Q2:マウスピース矯正が対応していない症例はありますか?
A2:マウスピース矯正で対応できるのは軽度の症例です。
歯のがたつきが重度の場合や抜歯が必要な症例には対応できないケースがあります。

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

 

 

 

投稿者: ながやま歯科

2024.02.27更新

糖尿病リスク予防

 

糖尿病は生活習慣病として広く知られています。

しかし、糖尿病になりやすい生活習慣や、対策方法を把握していない方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

本コラムでは、糖尿病を予防するための生活習慣について、具体的な方法をご紹介します。

糖尿病の原因やリスクとなる習慣を知りたい方は、ぜひご参考にしてください。


■糖尿病リスクを高める生活習慣とは?

 

糖尿病は、血糖値をコントロールするインスリンの働きが悪くなり、高血糖状態が続く病気です。

自覚症状が少ない病気であり、疲労感を感じたり、

急激な体重減少が起こることで発覚するケースがあります。

 

また、眼や腎臓、神経などに合併症を引き起こす場合もあり、全身に支障をきたす病気です。

 

糖尿病は、遺伝や生活習慣が原因で発症するとされています。

 

以下は、糖尿病リスクを高める生活習慣の一例です。


・過食や飲酒
・運動不足
・喫煙
・ストレス
・肥満

 

バランスの悪い食生活や運動不足が続くと、高血圧や肥満になるリスクが高まります。

特に、肥満はインスリンの働きを鈍らせ、糖尿病のリスクを高めるため注意が必要です。

健康的な生活習慣を心がけて糖尿病を予防しましょう。

 

■糖尿病を予防するために今からできる対策

 

糖尿病を予防するには、食事や運動など生活習慣を

見直すことで血糖値をコントロールすることが重要です。


糖尿病を予防するために、以下のポイントを心掛けましょう。


・ストレスを溜めないようにする
・適正体重を守る
・食事内容に気をつける
・適度な運動をする


食事は栄養バランスや食べ過ぎに注意し、ゆっくりと食べるようにすると効果的です。

また、運動はウォーキングなどの簡単なものでも効果があります。

 

いきなり激しい運動をする必要はありません。

ご自身のペースで運動を習慣化しましょう。


バランスのよい食事と適度な運動は糖尿病予防だけでなく、健康維持につながります。

 

上記の項目を意識して、健康的な状態を維持できるようにストレスを溜めず、

適正体重を守った生活を目指しましょう。


また、糖尿病は自覚症状が現れにくい病気のため、定期的に検診を受けましょう。


Q1:糖尿病は遺伝しますか?
A1:両親が糖尿病に罹患している場合は、40〜50%の確率で子どもも糖尿病を発症する
と考えられています。しかし、糖尿病の原因には生活習慣などの環境的な原因も含まれ
るため、遺伝するとは限りません。


Q2:日本人は糖尿病になりやすいですか?
A2:日本人はインスリンを分泌する働きが、欧米人と比較し低いとされているため、糖尿
病が発症しやすい傾向にあります。バランスの悪い食生活や運動不足など、糖尿病の原
因となる生活が常習化している場合は、リスクが高まるため注意が必要です。

 

投稿者: ながやま歯科

2024.02.27更新

 

糖尿病と歯周病

 

糖尿病は身体の病気、歯周病は歯の病気とそれぞれ別の病気とお考えかもしれませんが、

実は互いに影響し合う関係です。

 

本コラムでは、糖尿病と歯周病がどのような関係にあるのか詳しく解説します。

歯周病が糖尿病に及ぼす影響について気になる方は、ぜひご参考にしてください。


■糖尿病は歯周病のリスクが高い?

 

糖尿病とは、血糖値を調整するインスリンが十分に働かず、

血糖値が高い状態が慢性的に続く病気です。

 

糖尿病初期は自覚症状がほとんどなく、高血糖状態が続くと喉の渇きや体重減少などの症状が現れます。


一方、歯周病は細菌感染によって炎症が起こる疾患で、

歯肉や歯茎、歯を支える骨(歯槽骨)などを溶かす病気です。

 

歯周病初期は痛みが少ないため発見が遅れるケースがあり、症状が進むと歯を失うリスクがあります。


また、歯周病は糖尿病の合併症の1つで、糖尿病の方は歯周病になりやすいとされています。

その理由は、糖尿病による抵抗力の低下や口の乾きによる口腔環境の悪化が、

歯周病の発症や悪化につながるためです。

 

■歯周病が糖尿病に及ぼす悪影響

 

糖尿病の改善には、適切な血糖コントロールが必要不可欠です。

しかし、糖尿病の方が歯周病になると血糖値に悪影響を及ぼすため注意が必要です。


歯周病は、歯と歯肉の間にある歯周ポケットにプラーク(歯垢)が溜まり、炎症が起きて発症します。

 

歯周病の原因である炎症性物質は、歯周ポケットの血管を経由して体内に放出されます。

この炎症性物質には、インスリンの働きを抑制する機能があるため、

血糖コントロールを悪化させる恐れがあります。

 

歯周病を治療すると炎症性物質が放出されなくなり、

血糖コントロールが正常化されて血糖値が下がるとされています。

 

そのため、歯周病の治療をすると糖尿病の改善が期待できるでしょう。


歯周病と糖尿病は自覚症状が現れにくい病気です。

予防するためには定期健診を受け、変化に気づきやすい環境を整えましょう。


Q1:糖尿病の予防対策はありますか?

A1:糖尿病の原因の1つは、生活習慣とされています。そのため、食事内容に気をつけた
り、適度な運動をなどで適正体重を維持し、健康的な生活習慣を目指すと糖尿病の予防
につながります。


Q2:糖尿病にはどのような種類がありますか?
A2:糖尿病は大きく分けると、1型糖尿病と2型糖尿病の2種類です。また、妊娠中に発見
された糖尿病は、妊娠糖尿病と呼ばれています。そのほかに、薬や病気の影響で高血糖
になり、糖尿病を発症するケースもあります。

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

 

 

投稿者: ながやま歯科

2024.02.27更新

ヘルシーな食事

 

糖尿病の改善には適切な食事が必要不可欠です。

しかし、食事制限や食生活の変化に不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

本コラムでは、糖尿病の食事のポイントについて解説します。

糖尿病の予防や改善に効果がある食事について知りたい方は、ぜひご参考にしてください。


■ヘルシーな食生活で糖尿病は改善できる?

 

糖尿病は、血糖値を一定に保つインスリンが正常に作用せず、

血糖値が高い状態が続く病気です。血糖値が高い状態が続くと、

体重の減少や疲れやすいなどの症状が現れます。

 

さらに、喉の渇きや頻尿が気になる場合も糖尿病が疑われます。

糖尿病の主な原因は、食生活や運動不足などの生活習慣です。

 

また、近年では乱れた生活習慣によって、若年性の糖尿病も増えています。

そのため、糖尿病は年齢に関係なく注意が必要な病気です。

 

糖尿病の治療には、食事療法や運動療法、薬物療法が用いられます。

特に、食事療法はインスリンの分泌や働きを改善し、適正な血糖値を守るために必要不可欠です。

 

ヘルシーな食生活は適正体重の維持につながるため、

糖尿病や糖尿病による合併症の予防、改善が期待できます。

 

食事で1日に必要なエネルギー量は、体重や運動量によって異なります。

適切なエネルギー量の範囲内でヘルシーな食生活を目指しましょう。


■糖尿病の食事で気をつけるポイント

 

糖尿病の改善には、適正な血糖値や体重を守るための食事が大切です。

食事で血糖値をコントロールし、高血糖や低血糖を抑えるために、以下のポイントに気をつけましょう。

 

・規則正しく3食食べる

・食事はゆっくりとよく噛んで食べる

・栄養素をバランスよく摂る

・腹八分目に抑える

・食物繊維を摂る

 

血糖値は食事の内容や量によって変化します。

血糖値の急激な変化を抑えるためには、食事をゆっくりと食べるのがポイントです。

また、食物繊維には食後の血糖値上昇を抑える効果があるため、

野菜や海藻、きのこ類などを積極的に摂りましょう。


糖尿病の方が食べてはいけない食品は特にありません。

食事量がコントロールできていれば間食も自由です。

 

医師の指示に従って適切な食事量を守りつつ、

時には間食などを楽しみながら、ヘルシーな食生活を心がけましょう。


Q1:糖尿病になっても飲酒はできますか。

A1:可能です。しかし、飲酒は血糖値に影響を与えるため、糖尿病の方が飲酒を楽しむ
際には注意が必要です。また、インスリン注射などで治療中の方は、低血糖になりやす
いため飲酒は控えましょう。

Q2:糖尿病は治りますか。

A2:糖尿病は完治しませんが、食事療法や運動療法、薬物療法で適切な治療を行うと、
健康な方と同じように生活ができます。

また、食事療法や運動療法を続けると、薬を飲まずに生活ができるようになったり、

血糖値が正常値に近づく場合もあります。

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

投稿者: ながやま歯科

2024.02.02更新

血糖値

糖尿病は生活習慣病の一つと考えられており、眼や腎臓などに合併症を引き起こす恐れがある病気です。

詳しい症状や原因がわからず、不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

本コラムでは、糖尿病の症状や原因について解説します。糖尿病を早期発見する方法を
知りたい方は、ぜひご参考にしてください。

 

糖尿病の種類とそれぞれの原因糖尿病は、血糖値が高い状態が長く続く病気です。

 

通常、血糖値はインスリンによってコントロールされていますが、

インスリンが正常に作用しなくなると糖尿病を発症します。

 また、糖尿病には1型と2型が存在します。

 

 1型糖尿病の場合は、膵臓でインスリンを造るβ細胞が壊れ、インスリンの量が減るため

血糖値が高くなります。

 

原因がわからないケースもありますが、遺伝やウイルス感染、

免疫機構の異常などにより発症するとされています。


一方、2型糖尿病はインスリンの量が不十分だったり、働きが低下することで発症します。


原因は遺伝的なものに加えて、食事や運動などの生活習慣の影響が大きいとされており、

 

日本の糖尿病患者の95%以上が2型糖尿病です。


そのほかに、病気や薬の影響で一時的に血糖値が上昇して発症する糖尿病や、

妊娠中に血糖値が上昇する妊娠糖尿病があります。


糖尿病は自覚症状がない?こんな症状に注意しよう


糖尿病は自覚症状を感じにくい病気です。血糖値が高い状態が続くと、以下のような症状が現れます。


 体重が減る
 疲れやすい
 喉が渇く
 頻尿や多尿になる


また、血糖値が高くなると、昏睡など重い症状が現れるケースがあります。

 

さらに、糖尿病は腎症や網膜症、神経障害などの合併症を引き起こす恐れがあり、

合併症を発症してから糖尿病と診断される方もいらっしゃいます。

 

糖尿病は自覚症状が少なく、症状が現れる頃には病気が進行している恐れがあります。

 

糖尿病を早期発見するためには、定期的な健康診断が大切です。

 

早期発見が糖尿病の重症化や合併症の予防につながるため、定期的に健康診断を受け、

糖尿病の兆候を見逃さないようにしましょう。

 


Q1:糖尿病かどうかを調べるにはどのような検査が必要ですか。
A1:血液検査で診断できます。また、病歴などの問診や尿検査を行い、高血糖が続いて
いる状態であれば、糖尿病と診断されます。
Q2:糖尿病はどのように治療しますか。

 

A2薬物療法のほかに食事療法と運動療法が用いられます。

 

食事の量やタイミングを調節して血糖コントロールをしたり、

適正体重を守るために運動と並行して、治療を行います。

 

糖尿病は生活習慣病とも呼ばれ、さまざまな合併症を引き起こす病気です。

 

本コラムでは、糖尿病の症状や原因について解説します。

 

糖尿病を早期発見する方法を知りたい方も、ぜひご参考にしてください。

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

投稿者: ながやま歯科

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