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2024.02.27更新

糖尿病リスク予防

 

糖尿病は生活習慣病として広く知られています。

しかし、糖尿病になりやすい生活習慣や、対策方法を把握していない方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

本コラムでは、糖尿病を予防するための生活習慣について、具体的な方法をご紹介します。

糖尿病の原因やリスクとなる習慣を知りたい方は、ぜひご参考にしてください。


■糖尿病リスクを高める生活習慣とは?

 

糖尿病は、血糖値をコントロールするインスリンの働きが悪くなり、高血糖状態が続く病気です。

自覚症状が少ない病気であり、疲労感を感じたり、

急激な体重減少が起こることで発覚するケースがあります。

 

また、眼や腎臓、神経などに合併症を引き起こす場合もあり、全身に支障をきたす病気です。

 

糖尿病は、遺伝や生活習慣が原因で発症するとされています。

 

以下は、糖尿病リスクを高める生活習慣の一例です。


・過食や飲酒
・運動不足
・喫煙
・ストレス
・肥満

 

バランスの悪い食生活や運動不足が続くと、高血圧や肥満になるリスクが高まります。

特に、肥満はインスリンの働きを鈍らせ、糖尿病のリスクを高めるため注意が必要です。

健康的な生活習慣を心がけて糖尿病を予防しましょう。

 

■糖尿病を予防するために今からできる対策

 

糖尿病を予防するには、食事や運動など生活習慣を

見直すことで血糖値をコントロールすることが重要です。


糖尿病を予防するために、以下のポイントを心掛けましょう。


・ストレスを溜めないようにする
・適正体重を守る
・食事内容に気をつける
・適度な運動をする


食事は栄養バランスや食べ過ぎに注意し、ゆっくりと食べるようにすると効果的です。

また、運動はウォーキングなどの簡単なものでも効果があります。

 

いきなり激しい運動をする必要はありません。

ご自身のペースで運動を習慣化しましょう。


バランスのよい食事と適度な運動は糖尿病予防だけでなく、健康維持につながります。

 

上記の項目を意識して、健康的な状態を維持できるようにストレスを溜めず、

適正体重を守った生活を目指しましょう。


また、糖尿病は自覚症状が現れにくい病気のため、定期的に検診を受けましょう。


Q1:糖尿病は遺伝しますか?
A1:両親が糖尿病に罹患している場合は、40〜50%の確率で子どもも糖尿病を発症する
と考えられています。しかし、糖尿病の原因には生活習慣などの環境的な原因も含まれ
るため、遺伝するとは限りません。


Q2:日本人は糖尿病になりやすいですか?
A2:日本人はインスリンを分泌する働きが、欧米人と比較し低いとされているため、糖尿
病が発症しやすい傾向にあります。バランスの悪い食生活や運動不足など、糖尿病の原
因となる生活が常習化している場合は、リスクが高まるため注意が必要です。

 

投稿者: ながやま歯科

2024.02.27更新

 

糖尿病と歯周病

 

糖尿病は身体の病気、歯周病は歯の病気とそれぞれ別の病気とお考えかもしれませんが、

実は互いに影響し合う関係です。

 

本コラムでは、糖尿病と歯周病がどのような関係にあるのか詳しく解説します。

歯周病が糖尿病に及ぼす影響について気になる方は、ぜひご参考にしてください。


■糖尿病は歯周病のリスクが高い?

 

糖尿病とは、血糖値を調整するインスリンが十分に働かず、

血糖値が高い状態が慢性的に続く病気です。

 

糖尿病初期は自覚症状がほとんどなく、高血糖状態が続くと喉の渇きや体重減少などの症状が現れます。


一方、歯周病は細菌感染によって炎症が起こる疾患で、

歯肉や歯茎、歯を支える骨(歯槽骨)などを溶かす病気です。

 

歯周病初期は痛みが少ないため発見が遅れるケースがあり、症状が進むと歯を失うリスクがあります。


また、歯周病は糖尿病の合併症の1つで、糖尿病の方は歯周病になりやすいとされています。

その理由は、糖尿病による抵抗力の低下や口の乾きによる口腔環境の悪化が、

歯周病の発症や悪化につながるためです。

 

■歯周病が糖尿病に及ぼす悪影響

 

糖尿病の改善には、適切な血糖コントロールが必要不可欠です。

しかし、糖尿病の方が歯周病になると血糖値に悪影響を及ぼすため注意が必要です。


歯周病は、歯と歯肉の間にある歯周ポケットにプラーク(歯垢)が溜まり、炎症が起きて発症します。

 

歯周病の原因である炎症性物質は、歯周ポケットの血管を経由して体内に放出されます。

この炎症性物質には、インスリンの働きを抑制する機能があるため、

血糖コントロールを悪化させる恐れがあります。

 

歯周病を治療すると炎症性物質が放出されなくなり、

血糖コントロールが正常化されて血糖値が下がるとされています。

 

そのため、歯周病の治療をすると糖尿病の改善が期待できるでしょう。


歯周病と糖尿病は自覚症状が現れにくい病気です。

予防するためには定期健診を受け、変化に気づきやすい環境を整えましょう。


Q1:糖尿病の予防対策はありますか?

A1:糖尿病の原因の1つは、生活習慣とされています。そのため、食事内容に気をつけた
り、適度な運動をなどで適正体重を維持し、健康的な生活習慣を目指すと糖尿病の予防
につながります。


Q2:糖尿病にはどのような種類がありますか?
A2:糖尿病は大きく分けると、1型糖尿病と2型糖尿病の2種類です。また、妊娠中に発見
された糖尿病は、妊娠糖尿病と呼ばれています。そのほかに、薬や病気の影響で高血糖
になり、糖尿病を発症するケースもあります。

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

 

 

投稿者: ながやま歯科

2024.02.27更新

ヘルシーな食事

 

糖尿病の改善には適切な食事が必要不可欠です。

しかし、食事制限や食生活の変化に不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

本コラムでは、糖尿病の食事のポイントについて解説します。

糖尿病の予防や改善に効果がある食事について知りたい方は、ぜひご参考にしてください。


■ヘルシーな食生活で糖尿病は改善できる?

 

糖尿病は、血糖値を一定に保つインスリンが正常に作用せず、

血糖値が高い状態が続く病気です。血糖値が高い状態が続くと、

体重の減少や疲れやすいなどの症状が現れます。

 

さらに、喉の渇きや頻尿が気になる場合も糖尿病が疑われます。

糖尿病の主な原因は、食生活や運動不足などの生活習慣です。

 

また、近年では乱れた生活習慣によって、若年性の糖尿病も増えています。

そのため、糖尿病は年齢に関係なく注意が必要な病気です。

 

糖尿病の治療には、食事療法や運動療法、薬物療法が用いられます。

特に、食事療法はインスリンの分泌や働きを改善し、適正な血糖値を守るために必要不可欠です。

 

ヘルシーな食生活は適正体重の維持につながるため、

糖尿病や糖尿病による合併症の予防、改善が期待できます。

 

食事で1日に必要なエネルギー量は、体重や運動量によって異なります。

適切なエネルギー量の範囲内でヘルシーな食生活を目指しましょう。


■糖尿病の食事で気をつけるポイント

 

糖尿病の改善には、適正な血糖値や体重を守るための食事が大切です。

食事で血糖値をコントロールし、高血糖や低血糖を抑えるために、以下のポイントに気をつけましょう。

 

・規則正しく3食食べる

・食事はゆっくりとよく噛んで食べる

・栄養素をバランスよく摂る

・腹八分目に抑える

・食物繊維を摂る

 

血糖値は食事の内容や量によって変化します。

血糖値の急激な変化を抑えるためには、食事をゆっくりと食べるのがポイントです。

また、食物繊維には食後の血糖値上昇を抑える効果があるため、

野菜や海藻、きのこ類などを積極的に摂りましょう。


糖尿病の方が食べてはいけない食品は特にありません。

食事量がコントロールできていれば間食も自由です。

 

医師の指示に従って適切な食事量を守りつつ、

時には間食などを楽しみながら、ヘルシーな食生活を心がけましょう。


Q1:糖尿病になっても飲酒はできますか。

A1:可能です。しかし、飲酒は血糖値に影響を与えるため、糖尿病の方が飲酒を楽しむ
際には注意が必要です。また、インスリン注射などで治療中の方は、低血糖になりやす
いため飲酒は控えましょう。

Q2:糖尿病は治りますか。

A2:糖尿病は完治しませんが、食事療法や運動療法、薬物療法で適切な治療を行うと、
健康な方と同じように生活ができます。

また、食事療法や運動療法を続けると、薬を飲まずに生活ができるようになったり、

血糖値が正常値に近づく場合もあります。

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

投稿者: ながやま歯科

2024.02.02更新

血糖値

糖尿病は生活習慣病の一つと考えられており、眼や腎臓などに合併症を引き起こす恐れがある病気です。

詳しい症状や原因がわからず、不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

本コラムでは、糖尿病の症状や原因について解説します。糖尿病を早期発見する方法を
知りたい方は、ぜひご参考にしてください。

 

糖尿病の種類とそれぞれの原因糖尿病は、血糖値が高い状態が長く続く病気です。

 

通常、血糖値はインスリンによってコントロールされていますが、

インスリンが正常に作用しなくなると糖尿病を発症します。

 また、糖尿病には1型と2型が存在します。

 

 1型糖尿病の場合は、膵臓でインスリンを造るβ細胞が壊れ、インスリンの量が減るため

血糖値が高くなります。

 

原因がわからないケースもありますが、遺伝やウイルス感染、

免疫機構の異常などにより発症するとされています。


一方、2型糖尿病はインスリンの量が不十分だったり、働きが低下することで発症します。


原因は遺伝的なものに加えて、食事や運動などの生活習慣の影響が大きいとされており、

 

日本の糖尿病患者の95%以上が2型糖尿病です。


そのほかに、病気や薬の影響で一時的に血糖値が上昇して発症する糖尿病や、

妊娠中に血糖値が上昇する妊娠糖尿病があります。


糖尿病は自覚症状がない?こんな症状に注意しよう


糖尿病は自覚症状を感じにくい病気です。血糖値が高い状態が続くと、以下のような症状が現れます。


 体重が減る
 疲れやすい
 喉が渇く
 頻尿や多尿になる


また、血糖値が高くなると、昏睡など重い症状が現れるケースがあります。

 

さらに、糖尿病は腎症や網膜症、神経障害などの合併症を引き起こす恐れがあり、

合併症を発症してから糖尿病と診断される方もいらっしゃいます。

 

糖尿病は自覚症状が少なく、症状が現れる頃には病気が進行している恐れがあります。

 

糖尿病を早期発見するためには、定期的な健康診断が大切です。

 

早期発見が糖尿病の重症化や合併症の予防につながるため、定期的に健康診断を受け、

糖尿病の兆候を見逃さないようにしましょう。

 


Q1:糖尿病かどうかを調べるにはどのような検査が必要ですか。
A1:血液検査で診断できます。また、病歴などの問診や尿検査を行い、高血糖が続いて
いる状態であれば、糖尿病と診断されます。
Q2:糖尿病はどのように治療しますか。

 

A2薬物療法のほかに食事療法と運動療法が用いられます。

 

食事の量やタイミングを調節して血糖コントロールをしたり、

適正体重を守るために運動と並行して、治療を行います。

 

糖尿病は生活習慣病とも呼ばれ、さまざまな合併症を引き起こす病気です。

 

本コラムでは、糖尿病の症状や原因について解説します。

 

糖尿病を早期発見する方法を知りたい方も、ぜひご参考にしてください。

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

投稿者: ながやま歯科