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2025.05.09更新

大人の歯列矯正

 

「歯列矯正がしたいけど、治療を続けられるか不安」と感じている方は多いかもしれません。
大人の歯列矯正にかかる期間は、治療方法や患者さまの歯並びの状態によって異なり、

部分矯正であれば数か月、全体矯正で3年以上かかる可能性があります。

本コラムでは、大人の歯列矯正にかかる期間や通院頻度、治療期間の短縮方法などを解説します。

ご自身に合った歯列矯正を選ぶ参考になるため、ぜひ最後までご覧ください。

 

◆大人の歯列矯正にかかる期間と通院頻度

大人の歯列矯正にかかる期間は、一般的に2か月〜3年程度とされています。

矯正の範囲によって治療期間は異なり、前歯のみや上の歯だけを対象とした部分矯正は

比較的短期間で完了しますが、全体矯正の場合は長い期間が必要になります。

通院頻度は矯正方法によります。マウスピース矯正は約1〜3か月に1回が通院頻度の目安で、

ワイヤー矯正は月に1回程度の通院が必要です。
矯正開始直後は装置の調整を行うため、通院頻度が高くなります。

また、矯正治療が完了したあとも、歯の後戻りを防ぐために最低1年は

保定装置(リテーナー)を装着します。

大人の歯列矯正にかかる期間が長くなる理由は、成長期を過ぎて骨が固まっているためです。

さらに虫歯・歯周病に罹患していたり歯並びが複雑な場合も、矯正治療に時間がかかります。

矯正方法の違いを詳しく知りたい方は、以下のコラムをご覧ください。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い

 

◆歯列矯正の期間を短くするには?


歯列矯正の期間を短くするには、以下3つのポイントを徹底することが重要です。

・口腔ケアを念入りに行う
・装置は医師の指示どおり装着する
・予定通り通院する

矯正中に虫歯や歯周病を発症すると基本的には虫歯などの治療が優先され、

その分矯正期間が長くなります。

そのため、矯正治療中はいつも以上に念入りな口腔ケアが不可欠になります。
特に矯正装置を装着していると、食べかすや歯垢が溜まりやすくなるため、

丁寧な歯みがきとデンタルフロスや歯間ブラシの併用を心がけましょう。

マウスピースなど着脱できる装置は、医師から指示された装着時間を守りましょう。

マウスピースの装着時間は、1日20〜22時間以上とされることが一般的です。
装着期間を守らないと予定通り歯が移動せず、

結果的に歯列矯正の期間が長くなる可能性があります。

また、予約のキャンセルなどで通院期間が空くと、

その分矯正にかかる期間が延びてしまいます。
できるだけ予定どおりに通院するよう心がけましょう。

当院では、口腔内の疾病予防も含めた総合的な観点からみた歯列矯正を提案しています。

歯列矯正を検討している方や歯列矯正に関する質問がある方は、気軽にご相談ください。

※内部リンク
矯正歯科(小児・成人)

 

Q1:歯列矯正は何歳まで可能ですか?
A1:歯列矯正の年齢に制限はありません。

歯・歯ぐき・顎の骨などの健康状態が良ければ歯列矯正は可能です。

ただし、患者さまの体力的な問題や骨粗しょう症をはじめとする身体疾患の関係で

歯列矯正ができない場合もあります。

Q2:歯列矯正にかかる期間を少しでも短くするには?
A2:歯列矯正にかかる期間を短くする方法として、

歯型取りの工程に口腔内スキャナーを用いることも有効です。

従来の歯型取りはペースト状の素材で行いますが、

口腔内スキャナーならデジタルデータでマウスピースの制作が行えるため、最大で2週間程度の短縮が可能です。

当院では、口腔内スキャナーによる歯型取りも導入しています。

口腔内スキャナーの仕組みや従来の歯型取りとの違いを知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

※内部リンク
従来の歯型取りと口腔内スキャナーの比較

 

大阪市 平野区 ながやま歯科 永山公太

 

投稿者: ながやま歯科