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2023.10.27更新

 

腸内フローラ

腸内フローラのバランスが私たちの健康や気分、
さらには美容にも影響を及ぼすといわれています。

しかし、実際のところ「腸内フローラって何?と疑問に思う方も少なくないでしょう。

また、日常生活の中で無意識に腸内フローラを乱してしまう行動をしていることも少なくありません

本コラムでは、腸内フローラの乱れが引き起こすトラブルについて解説し、
腸内フローラを整える方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
★腸内フローラが健康に及ぼす影響とは?

腸内フローラの正式名称は「腸内細菌叢(そう)」と言います。
腸内細菌が腸壁に並んでいる様子が花畑にみえることから、
腸内フローラと呼ばれています。
また、人間の腸内には約1,000種類の腸内細菌が生息しており、3つの種類に分かれています。
有害物質を作り出す悪玉菌、それを抑制する善玉菌、
優位になった側の菌と同じ働きをする日和見菌(ひよりみきん)です。
善玉菌には病気の予防効果やコレステロール値を下げる効果があり、
腸内フローラは健康の維持に深く関わっています。
健康のためには、善玉菌が多い状態の腸内フローラを保つことが大切です。
★腸内フローラの乱れが引き起こす3つのトラブルとその原因
腸内フローラの乱れは、以下のトラブルを引き起こすとされています。
・便秘や下痢
・肌荒れ
・体調不調
腸には食べ物を消化・吸収し、不要なものを便として排出する機能がありますが、
悪玉菌が増えるとうまく機能しなくなり、便秘や下痢になります。

また、身体は有害物質を肌からも排出します。肌への負担は肌荒れの原因となります。
さらに悪玉菌が増えると代謝や免疫機能にも影響するため、体調不良を感じやすくなります。
腸内フローラが乱れる原因は、飲酒、偏った食事、ストレス、加齢、生活習慣などです。また、抗生
物質は、病原菌以外の腸内細菌にも影響を及ぼす可能性があります。
★食生活と適度な運動で腸内フローラを整えよう
腸内フローラのバランスは、正しい食生活と生活習慣で改善できます。
食生活では、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が含まれる発酵食品を摂取することを心がけて
ください。
悪玉菌は、高脂肪や高たんぱくの食事で運動が活発になるため、
肉や野菜をバランスよく摂取しましょう。
さらに、質のよい睡眠を取り、ウォーキングなどの適度な運動をすることも大切です。
お腹の調子が悪い方、肌荒れが気になる方は、食事内容や生活習慣を見直してみましょう。

Q1:抗生物質を飲むと腸内フローラが乱れると聞いたのですが、本当ですか?
A1:抗生物質は病原菌を排除する目的で使用されますが、
同時に有益な腸内細菌も減少させてしまう場合があります。
そのため、抗生物質の使用は腸内フローラのバランスを乱す要因となることがありますので、必
要以上の使用は避けるようにしましょう。
Q2:腸内フローラを調べる方法はありますか?
A2:腸内フローラの検査キットが販売されており、
自宅で便のサンプルを取り専門の機関に送ることで、腸内フローラの構成を調べることができま
す。
また、病院やクリニックでも同様の検査を受けることができます。

 

平野区の歯医者 ながやま歯科  永山公太

投稿者: ながやま歯科