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2023.12.01更新

 

減塩

高血圧の原因の1つとして、塩分の摂り過ぎが挙げられます。血圧を下げるには減塩を
意識した食生活を送る必要がありますが、なかには減塩の仕方がわからなかったり、

やってみても効果が出ないといった場合もあるでしょう。


本コラムでは、減塩の効果について詳しく解説します。減塩のポイントや、

薄味でもおいしく食べられる食事のコツもご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

■減塩で血圧が下がる理由


高血圧は生活習慣病の一つで、塩分を摂り過ぎていたり、ストレス・運動不足が続くこと
で引き起こされます。

そして、高血圧が起きている場合は食生活の改善が必要です。


塩分を摂り過ぎると、塩分濃度を下げるために体内の水分量が増えます。

さらに、血液量も増え、血管内の圧力が高まります。

その結果、血管に負担がかかり脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性が高くなります。


基本的に食生活で塩分を摂り過ぎている方は、減塩を意識した食生活を心がけるだけで
高血圧の予防や改善が可能です。

 

日本高血圧学会では「1日6g未満」の食塩制限を推奨しています。

血圧が気になる方は、食品や調味料などの成分表記を確認し、

減塩を意識した食生活を心がけましょう。


近年では、外食やインスタント食品の利用が増え、塩分過剰になりやすいため、食事を摂
る際は注意してください。

 

■薄味でもおいしく食べるコツ


減塩を意識した食生活は、実は簡単に始められます。

例えば、加工食品の摂取や外食を控えたり、麺類のスープを飲まないようにしたりするだけでも減塩につながります。

また、調理方法を工夫することでも減塩効果は高まるため、自炊の際は意識しましょう。

しかし、減塩を意識した食事は薄味になりがちなため、

初めは味気なく感じるかもしれません。


以下の工夫で、塩分を抑えることができます。


 香辛料・香草類・ごまなどを使い風味をよくする
 かつおぶし・昆布・煮干しなどでだしを取る
 食材本来の味を楽しめる新鮮な食材を選ぶ


少し手がかかりますが、健康のためにも「ひと手間」かけてみてはいかがでしょうか。


■無理をせず少しずつ減塩に取り組もう


減塩食は味気なく、「長続きしないかもしれない」と不安に思う方もいるでしょう。

しかし、味付けや食材選びを工夫するだけで、おいしい減塩食を作ることができます。

外食の回数を減らし、調味料を減塩タイプに変えるだけでも食生活は改善できます。


過度な制限は不健康につながるため、無理をせず自分のペースで少しずつ減塩に取り
組みましょう。


Q1:減塩を意識するうえで、注意しなければならないことはありますか?

A1:減塩は血圧を下げる効果がありますが、塩分を制限し過ぎるとミネラルが不足し、

健康に悪影響を及ぼす可能性があり注意が必要です。


Q2:減塩食を食べ続けても、血圧が下がらない場合はどうすればよいですか?
A2:高血圧の原因やタイプには種類があり、減塩の効果が出にくい方もいます。

また、血圧は食事だけでなく、生活習慣の影響も受けるため、減塩だけでは改善されない場合が
あります。血圧について不安を感じる方は医師に相談しましょう。

 

平野区歯医者ながやま歯科 永山公太 

投稿者: ながやま歯科